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2009-10-11

イタリアン -Italian- 「酒飲み女の館 -Sökkvabekkr-」

Yukari_1_2

報告者:臣丞 柚華莉
Reporter:Yukari Shinjyoo

場所:恵比寿
Location:Ebisu

店名:ベヴィトリーチェ
Shop Name:Bevitrice

ジャンル:イタリアン
Restaurantgenre:Italian

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【報告 -REPORT-】

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Yukari_kabe

お酒の神様といえば頭に思いつくのは、
ローマ神話のワインの神である、バッカス(バックス) -Bacchus- 、
すなわち、
ギリシア神話の豊穣とブドウ酒と酩酊の神、ディオニソス
-ΔΙΟΝΥΣΟ-ね。

そしてもう一人忘れてはならない、
北欧神話のアース神族の女神 サーガ -Sága-。
サーガは知識と伝承を有する女神ではあるが、
自身の館である、セックヴァベックでオーディンと共に
酒を呑み交わしていたんですって。

まぁいい生活だことw

で、何が言いたいのかったと言うと、
今回は恵比寿の路地にひっそりと佇むイタリアン「ベヴィトリーチェ」。

店の名の意は「''酒飲み女''」。
すなわち此処は、酒飲み女の館ってわけね。
地下に広がるワインセラーを見れば更に納得するわよ。

白い壁に木の柱と、シンプルな店内は居心地が良く、
どの席からでも、

オーナーシェフ堀田氏の鍋をふるう姿を眺めることができるわ。

ところで、ワインはシェフやマダムにお任せするのが良いわよ?
シェフもマダムも(シニア)ソムリエなので。

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今までに頂いたのはコチラですわ。

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・パン -Pane-・

しっとりやわらかタイプのフランスパン。

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【サラダ -Insalata-】

2

・サラダ・

シンプルな味のサラダ。
トマトを四方に添えられており、ちょっぴりお洒落。

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【先付け -Amuse boche-】

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・サーモンの温かなリゾット包み(?)・

スプーン一口の楽しみ。
サーモンに包まれているのは、温かなリゾット...ワイルドライスかしら..。

サーモンの、口に広がるふくよかな味わいに、温かなリゾットの味が合わさりが非常に面白く、満足感の高いアミューズね。

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・じゃが芋とウイキョウの冷たいスープ・

アミューズに、もう一品。
ヴィシソワーズのような、濃厚な味わいで美味しいわ。

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【前菜 -Antipasti-】

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・軽くスモークした秋刀魚をカポナータと一緒に・

カポナータは、イタリアでは地域ごとに特徴がある、野菜料理よ。
サラダ状であることから、ナポリのカポナータに近いものかしらね...。

それにしても、秋刀魚のカルパッチョ(軽くスモーク)の姿がとても美しい。
大抵は、一口大にカットされてしまうものだけど.....
これはまるで、秋刀魚の身の長さをそのまま堪能しているかのようね。

カルパッチョの下には、たっぷりお野菜のカポナータに、
これまた嬉しい、身が甘い帆立のカルパッチョ。

秋刀魚と帆立のどっちがメインなのかわからなくなるぐらい、量も多目ね。

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【パスタ -Pasta_Primi piatti-】

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・魚介のトマトソース・

トマトの酸味と魚介類、そしてその魚介の出汁の相性は、言うまでも無く最高。

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・鶏レバーのクリームソース・

レバーは臭みが無く、プリッとして旨い。
濃厚なクリームソースは、レバーの旨味にケッパーの風味や食感も加わり、
くどさを全く感じさせないわね。これは好きだわ。

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・かぼちゃのチーズクリームソース・

甘味の強いかぼちゃは秋の訪れを感じさせる。
溶けたチーズ、コクのあるクリームソースとの相性は抜群。

赤玉ねぎ、パンチェッタがアクセントとなってるわね。美味しい。

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・色々野菜の入った子羊のミートソース・

子羊肉ではあるが、臭みもクセもまったく感じられない。
通常のミートソースとは異なり、ピリッと辛味のあるスパイシーな仕上がりね。

またナスやトマトといった野菜もタップリと入っていて、辛味・甘味の繰り返しが癖になるわね。

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・ラザニア -Lasagna-・

熱々のチーズにぺシャメルソースとラグーソース(ミートソース)の合わさりがたまらないわ。
誰もが、食べて笑顔になるパスタ料理の代表というやつね。

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・生ウニとコンソメゼリーの冷たいカペリーニ 
ポルチーニ茸のピュレとポロネギのクリームソース・

ベヴィトリーチェの看板料理もとい堀田シェフといえば、
この、''生ウニとコンソメゼリーの冷たいカペリーニ'' じゃないかしら。
生ウニとコンソメゼリーという組み合わせはフレンチでは、
よく見かけるけれど、冷製カペリーニという形で味わうのは、これが初めて。

海と大地の味覚の合わさり。
ウニの甘さにコンソメゼリーの旨味、ポルチーニ茸と、
ポロネギのクリームソースのアッサリクリ~ミ~な味わいの絶妙なバランスが素晴らしい!

特に、ウニの甘さの後にふわ~と優しく口を包む、ポルチーニ茸の素朴な余韻がたまらない。
なるほど、イタリアンにフレンチティストが混ざるとこうなるわけね...。

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【メインディッシュ -Secondi piatto-】

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・蝦夷鹿のソテー、リンゴと赤ワインのソース・

リンゴと赤ワインという、フルーティーかつ深く濃厚な味わいのソースが、
肉の臭みを消してくれているわね。
柔らかな蝦夷鹿肉は、噛めば噛むほど野性味溢れる旨味が沸き立つわ。
ソースも美味しいわね。

付け合せにアスパラガスのソテー、じゃが芋のグラタン風。
う~ん....、凄いボリュームだわ。

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【ワイン -Vino-】

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・キール / Aperitivo -Kir-・

定番のワインカクテルであり、食前酒でもある、キール。
白ワインの味わいがほとんどであるが、ほのかにカシスの甘みも感じるわね。

Photo

・-トスカーナ州 メリッジョ '06- / Wine -TOSCANA MERIGGIO '06-・

前菜に合わせて堀田シェフが選んでくれたのは、トスカーナ州のメリッジョという銘柄。
柑橘の良い香りに、スッキリとした酸味で辛口な点が特徴かしらね...。

秋刀魚の脂をほど良く流し、さらに余韻をも美味しくさせてくれる。
同時にカポナータや帆立のカルパッチョにも良く合うわ。

この組み合わせは気に入ったわね。

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・-トスカーナ州 キャンティ クラシコ フォントディ '06-
Wine -TOSCANA CHANTI CLASSICO FONTODI '06-・

決してやんわりとして印象に残らない様な生易しい味では無く、果実の味を強く感じ、
そしていつまでも舌に残る余韻....。
蝦夷鹿の野性味に負けない、しかしながら旨く調和されるわね。

この組み合わせも気に入ったわ。

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【ドルチェ -Dolce-】

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・(上)パンナコッタ -Panna cotta- / (下)ズッパイングレーゼ -Zuppa in glese-・

濃厚でミルキーなパンナコッタに、控えめな甘さのマロンソース(と思いますw)。

ズッパインクレーゼは、シロップで湿らせたスポンジにカスタードクリームを重ねた洋菓子。
朧豆腐のような柔らかな食感が面白いわね。

双方とも甘さ控えめで、美味しいわ。

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・(左)林檎の赤ワイン煮 / (右)ズコット・

ズコットは生クリームの中に散りばめられたナッツの食感が楽しいドルチェ。

林檎の赤ワイン煮は、甘酸っぱく、大人の味。
ヴァニラアイスのまろやかな味が加わり、複雑な甘さになるわね。

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・(サーヴィス) -Dolce (Service)- ティラミス・

こちらが13時過ぎの入店だとサーヴィスされるデザート。
一品に、小菓子(クッキー)が付くスタイルね。

ティラミスと言われたけど、ズコットと同様、クリームにたっぷりのナッツが加えられており、
ベヴィトリーチェオリジナルのティラミスじゃないかしら。

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・(サーヴィス) -Dolce (Service)- ズッパイングレーゼ・

先にも言ったように、豆腐の様な柔らかな食感が癖になるドルチェね。

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・シチリアオレンジのソルッベット、バローロ キナートをかけて・

バローロ キナートは、甘い香りに少しトロリとしたデザートワインのようなものかしらね。

爽やかな甘酸っぱさ、そして後にくる、ほんのりとした苦味。
バローロ キナートをかけることによって、香りや異なった奥深い甘みも加わり、
複雑な味わいへと姿を変えるわね。

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【カッフェ -Caffe-】

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・コーヒー -Caffe-・

食後はアイスorホット珈琲/紅茶から選択する形ね。

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・ハーブティーと小菓子(クッキー)・

ランチのドルチェのお皿でも見かけた、黄色の猫ちゃんと再会♪
ハーブティーを頂きながら、しばし余韻を...。

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【まとめ】

・千種以上も置いてあるという地下ワインセラー。
ワインメニューは
見ているだけでも目が回ってしまいそうね。

・ランチのパスタは、ほぼ日替わり。
13時過ぎの入店だと、
デザートがサービスされるわよ。

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